財布をオリジナルデザインするなら!アイデアや素材をご紹介
高品質な素材でこだわりのものづくりを。
「オリジナルデザインで財布を制作したい」「オリジナルの革財布を作ろうと思っている」
そんなあなたに向けて、当コラムでは皮革袋物専門メーカーの株式会社長谷川製作所がオリジナル財布のアイデアや素材について解説いたします。
オリジナルデザインの魅力
財布をオリジナルでデザインすることは楽しいだけではありません。実はメリットもあるんです。はじめに、オリジナルデザインの魅力をご紹介します。
・作りたいものを作れる
自らデザインして財布を制作すれば、他にはないオリジナルの商品を作ることができます。どんな見た目にするか、機能はどこを重視するかなど、すべて自分でこだわって作ることが可能です。既製品の仕入れではできない自由度の高い商品を販売できるようになるのが、オリジナルデザインの魅力のひとつです。
・ブランドの看板になる
オリジナル商品は企業の看板です。看板商品を作ることでブランドイメージを確立できます。また、商品を売ることでブランドの名前を広めていくことができます。評判の良い商品はSNSなどの写真や口コミを通じて話題になる可能性もあります。
オリジナル財布のアイデア
さて、オリジナルのデザインを作るには、まずアイデアを出してイメージを固めたいですよね。ここでは、財布をデザインするにあたって必要な基本の形とプラスのアイデアをご紹介します。
まずは以下で財布の代表的な形をご紹介します。
・二つ折り財布
現在の形の財布は歴史の中で紙幣の誕生とともに登場し、その後カードの登場などによりどんどんスリム化していきました。その流れで、二つ折り財布は1900年代半ばに生まれたものになります。コンパクトに折りたため、洋服のポケットにも入れやすいのが特徴です。コンパクトでありながらカードを入れるスペースを確保でき、収納性と持ち歩きやすさを両立した形だといえます。
・長財布
長財布は紙幣を折らずに入れることができるため、お札をきれいに持ち歩きたいシーンで役立ちます。また取り出したり数えたりしやすいためスムーズにお会計をすることができます。収納力にも優れており、たくさんのお金やカードをしまうことが可能です。
・三つ折り財布
三つ折り財布はとてもコンパクトなデザインです。洋服のポケットやパーティー用のバッグ、コンパクトサイズのバッグにも入れることができ利便性が高いです。収納力は大きな財布にはさすがに敵いませんが、3つの面を使ってカードを入れることも可能です。デザイン次第では見た目以上に収納場所を作ることもできます。
次に、イメージ作りに役立ちそうなアイデアをご紹介します。
・カードをたくさん入れる
収納力の高い財布は魅力的ですよね。特に免許証やたくさんのカードを持ち歩く際、財布にすべて収納してカードケースを持つ必要がないのは便利です。カードをたくさん入れる方法のひとつとしてジャバラ式のポケットがあります。このポケットを採用すれば、財布の大きさはコンパクトながらカードをたくさん収めることができます。
・小銭を重視する
現金を多く持ち歩きたい人にとって小銭入れの大きさ、使いやすさは重要です。小銭入れの実用性を重視する場合におすすめなのが、ボックスタイプの小銭入れです。口が大きく開くので取り出しやすく、中身をサッと探すことができます。小さな財布でもお会計が格段にしやすくなるのがこのタイプの魅力です。
・コンパクトにたたむ
財布にコンパクト性を求める人は多いのではないでしょうか。コンパクトかつ機能的に仕上げるのは、デザインの腕の見せどころです。余分な厚みを出さないため薄く柔らかい素材で手のひらに収まるよう仕上げ、見た目もスリムで洗練された印象にするとより美しいです。
具体的なイメージはついてきましたでしょうか?
豊富な革素材
次は財布の素材についてご紹介します。財布といえば人気なのは革素材。革とひとくちにいっても、牛革、豚革、山羊革、鹿革、馬革などさまざまな素材があります。素材によって特徴が大きく変わってきますので、デザインする際はじっくり吟味してくださいね。
・牛革
牛革は革の代表格ともいえる存在です。均一な繊維を持つため丈夫でなめらかなのが特徴です。革財布の寿命は5〜10年といわれており、そこからも耐久性の高さが分かります。また、財布を長年使うことで色つやが増したり風合いが変化する「経年変化」が起こるのが革の魅力です。耐久性だけでなく、時間の経過とともに変化を楽しめる素材です。
・牛革の種類
牛革にも種類があり、それぞれ特徴があります。主に年齢によって種類が分けられます。
・ハラコ
出産前に死亡した胎児や生後間もない子牛の革を指します。柔らかく傷が少ないのが特徴です。市場に出回ることは非常に少なく希少な素材です。
・カーフスキン
生後6ヶ月以内の子牛の革を指し、希少価値の高い革です。非常になめらかな質感を持っており、肌触りも良いです。薄手で傷つきやすい繊細な革なのでお手入れが必要になります。
・キップスキン
生後6ヶ月〜2年ほどの子牛の革です。こちらもきめ細かくなめらかな表面が特徴です。カーフスキンより厚手で耐久性があります。
・ステアハイド
生後3〜6ヶ月以内に去勢されて2年以上経った雄の成牛の革です。牛革の中でも供給量が多く人気があります。肉厚で厚みも均一であり、耐久性が高いのが特徴です。
・カウハイド
生後2年以上で出産経験のある雌の成牛の革です。ステアハイドよりも柔らかいですが、成牛なので耐久性があります。
・ブルハイド
去勢されていない生後3年以上の雄の成牛の革をブルハイドと呼びます。厚みがあり硬くて強靭な革質が特徴です。牛革の中でもっとも丈夫な種類です。
・豚革
豚革は牛革に比べると柔軟性があり、薄くて軽いです。毛穴からできた小さな凹凸の模様が特徴で、この毛穴のおかげで通気性も良いのが特徴です。毎日持ち歩く財布において薄くて軽量なのはメリットになりますよね。
・山羊革
軽くて柔らかい手触りの革です。薄い素材ですが、弾力性・伸縮性があるため衝撃に強いです。また、もともとシボという凹凸がある素材のため見た目も美しいほか、傷がついても目立ちにくいという利点があります。
・鹿革
しっとりと柔らかい手触りが特徴の革です。その感触はまるでカシミヤのようだと評されています。機能面では水に強く通気性が良いという特徴があります。鹿革は日本で古くから愛されていた歴史のある革で、武具としても使用されていました。
・馬革
コードバンとも呼ばれる馬のお尻の部分を使った革で、一頭からとれる量が少ない貴重な素材です。とても硬く、耐久性が高いのが特徴です。繊維がきめ細かいためつやつやとした輝きを放っています。この見た目と素材の希少性から「革のダイヤモンド」とも呼ばれています。
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株式会社長谷川製作所は、100年以上の歴史を持つ皮革袋物専門メーカーです。世界各国の牛革、豚革、山羊革、鹿革、馬革など、様々な素材をご用意しております。お客様の作りたい商品のイメージをお伺いし、最適な選択をご提案いたします。老舗メーカーならではの品揃えで、どうぞ心ゆくまで財布製作をお楽しみください。
株式会社長谷川製作所ではお客様のオリジナルデザインの財布の製造を請け負う、OEMを承っております。また、デザインも担当するODMについても承ります。ご相談いただけましたら、二人三脚で制作をサポートいたします。製造に関するノウハウはお任せください。
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