OEM製品とはどんなもの？特徴や委託の際のポイントを解説します！

100年以上の歴史と実績を持つ皮革袋物専門メーカーと一緒にものづくりをしてみませんか？

こんにちは、株式会社長谷川製作所です。

「OEMを通したものづくりに興味がある」「OEM製品について詳しく知りたい」

そんなあなたに向けて、今回はOEM受託メーカーである弊社がOEM製品の特徴や実際に製品を委託する際のポイントを解説していきます。

OEMとは何？

OEMとは、Original Equipment Manufacturingの頭文字を略したもので、自社のブランド製品を他社へ委託製造する工程のことです。もっと簡単にいうと、ブランド企業がデザインしたオリジナル商品の製造を製造メーカーに依頼し、製造メーカーが商品をブランドに納品する分業のような生産方法になります。例えば、某大型アパレルメーカーでは、ほとんどすべての製品をOEMで工場に委託して生産しています。OEMは現在アパレル、化粧品、家電、食品、自動車メーカーなど多くの業界で一般的になっています。

OEM製品の特徴

現在広く普及しているOEMですが、その製品にはどのような特徴があるのでしょうか。いくつかをご紹介します。

オリジナルの製品を製作できる

OEMでは既製品に手を加えたものではなく、いちからオリジナルでデザインした製品を製作可能です。好きな素材と色を組み合わせられたり、ブランドロゴを入れられたりなど自由にデザインができるため、個性的でブランドイメージの確立に役立つ製品を作れます。

コストを抑えられる

OEM製品は比較的低コストで生産できます。通常、自社で製品を製造するには必要な設備を導入しなければならず、かなりの初期コストが必要です。しかしOEMで製造を委託することで設備を持たなくても生産が可能になるため、低コストで製品を作れます。現在はOEMが発展しているため、製造ラインを持たずに経営するブランド企業も珍しくありません。

高い技術力で生産できる

OEMを受託しているメーカーは製造をメインに行っています。そのため社内に独自の製造ノウハウを持っています。OEMで分業という形をとることにより、ブランド企業はブランドにとって大切な企画開発力・マーケティング力が、製造メーカーは長年の製造で培った技術力・生産力が活きるでしょう。そのため、高品質な製品を生産可能です。

在庫リスクが少ない

自社で製品を製造すると、費用回収のためにある程度数をまとめて製造する必要があるため、どうしても在庫リスクが生じます。OEM製品は自社製造より小ロットで生産可能な場合が多く、在庫リスクが少なくなるのが特徴です。もし製品が不足した場合は小ロットで追加生産をするといった、需要の変化に対して柔軟な対応が可能です。他にも、色違いなどバリエーションの多い商品を少量ずつ生産できるというメリットもあります。

新しい仕様にもチャレンジできる

OEMを受託しているメーカーの特色も千差万別です。その製造メーカーならではの得意分野、実績や技術があります。そのため、委託先によってはこれまで作れなかったマニアックな商品を制作したり、商品に新たな付加価値をつけたりすることが可能です。OEMによって新しい商品の可能性を広げることもできるのです。

OEMとPBの違い

OEMと同じような意味で使われている言葉にPB（プライベートブランド）というものがあります。せっかくなので、違いをおさえておきましょう。

PBとは、Private Brandの頭文字を略したもので、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店やサービス業者がOEM生産を行い独自のブランドを展開することです。例えば、コンビニエンスストアで店名のついたパッケージのお菓子などを見かけたことがあるかと思います。あれがPBにあたるものです。PBはブランドが発展したためにOEM生産の域を飛び出し、自社工場を持っているところもあります。

OEM製品を委託する際のポイント

さて、話が戻りますが、実際にOEMを行う際はどんなことに気をつければよいのでしょうか。最後に、OEMで製品を作るにあたって、おさえておきたいポイントについてお話します。

作りたい製品とマッチする製造メーカーを選ぶ

まず大切なのは、作りたい製品と委託先の得意分野が一致していることです。作りたい製品に関するノウハウが豊富なメーカーに委託することで素材や製造方法など製造の選択肢が広がり、希望に近いものを作れます。また、その分野の知識が豊富なため細部まで配慮の行き届いたクオリティの高い製品を製造できます。

製造メーカーの過去の実績を見る

製造メーカーの過去の実績も委託先を選ぶ上でのポイントになります。自分の希望の製品にマッチする実績をもつ製造メーカーなら、安心してOEMを依頼することができます。また事前にメーカーの技術力や生産力を確認しておくことは、製品の品質を担保するためにも大切です。

ロット数、スケジュールを確認する

委託先を選ぶ前に、まずは自分の希望するロット数と納品日を明確にしましょう。その上で対応可能な製造メーカーを探していくと、後々すれ違いが起きることがないため安心です。大まかな納期はホームページ上で公開されていることもありますが、製品の仕様によって納期は変わりますので、問い合わせや打ち合わせでも確認するのがベターです。

品質管理体制や品質管理保証を確認する

製造時の品質を管理する品質管理体制や、できあがった製品の品質をチェックする品質管理保証の制度が整っているかどうかも、製品のクオリティを担保するためのポイントになります。品質チェックが充実している製造メーカーを委託先に選ぶことでお客様に安心して使ってもらえますし、品質面でのクレームを防ぐことができます。

サポートについて確認する

OEMを初めて行う場合は特にサポートの手厚さも重要です。パートナー企業として希望を丁寧に聞いてくれて、それに沿った説明や提案をしてくれる製造メーカーであれば、初心者でも安心してOEMを進められます。OEMについて分からないことがあれば聞ける環境であるとよいので、初めての場合は問い合わせの段階で確認しておくとよいでしょう。

株式会社長谷川製作所でOEMをしてみませんか？

株式会社長谷川製作所は、100年以上の歴史を持つ皮革袋物専門メーカーです。皮革袋物を専門にOEMを承っております。

お客様のイメージを形にするためご希望を丁寧にお伺いし、真摯にご対応いたします。たくさんのこだわりが詰まったオリジナルデザインを、OEMで実現します。

世界各国の牛革、豚革、山羊革、鹿革、馬革など、豊富な革素材を取り扱っているため、革素材のご提案はお任せください。革以外に、マイクロファイバー（人工皮革）、PU（合皮）、ナイロン、ポリエステル、帆布などもご用意しております。思わず目移りしてしまう豊富な素材の中からこだわり抜いて、あなたの理想を形にしませんか？

株式会社長谷川製作所は老舗メーカーならではの高品質な素材と確かな生産力で、あなたのブランドを輝かせるお手伝いをします。製造に関するサポートはどうぞお任せくださいね。ノウハウがなくても、ご相談いただけましたら、二人三脚でオリジナル製品を製造可能です。

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